子どもは、どれだけ単語を覚えても、それだけで英語を話せるようにはなりません。本当に大切なのは、楽しく安心できる雰囲気の中で、勇気を出して、間違いを恐れずに第一歩を踏み出すこと。私たちが子どもたちに届けたいのは、まさにそんな「楽しい学びの体験」です。

Jacobは日本のインターナショナルスクールで教えていたとき、言葉が通じなくても、子どもたちが笑顔と遊びを通して自然に関わり合えることに気づきました。ある日、友人の家を訪ねた際、その子どもは英語が話せなかったのに、身振りや表情を使って一生懸命伝えようとしてくれました。その瞬間、Jacobは強く感じました。——言語の本質は単語や文法ではなく、「隔たりのないつながり」。

日本に留学していた頃、大学院入試のために1か月でTOEICを詰め込みで勉強しなければなりませんでした。伝統的な方法――丸暗記――を選び、スコアは上がったものの、試験が終わると頭に詰め込んだ単語や文法はほとんど忘れてしまいました。
その後、自分の好きな方法で学び始めました。たとえば海外ドラマを見たり、音楽を聴いたり。すると英語が楽しさや驚きをくれる存在だと気づいたのです。この体験から私は確信しました。興味こそが学びの原動力であり、学びを長く続ける力になると。
こうした体験から、Jacob Englishが生まれました。Jacobはただの英語の先生ではなく、子どもたちの「冒険の仲間」。英語はこの冒険のための道具であり、本当のゴールは、子どもたちが笑顔で探求し、自信を育んでいくことです。
子どもが興味とつながりを持ったとき、最高の先生――学びそのもの――に出会えるのです。